クレジットカード現金化は手軽な一方、大きなデメリットがあるのも事実です。
そこでこの記事では、クレジットカード現金化のデメリットについて解説します。

クレジットカード現金化の損得面でのデメリット

クレジットカード現金化にはいくつかのデメリットがありますが、特に大きなデメリットの一つが、損得面でのデメリットです。

一般的にクレジットカード現金化の換金率が90%以上として宣伝されていることから消費者金融の年利よりお得と思って利用する人がいるかもしれません。
ところが、実際は現金化業者はこの換金率から手数料を引くので実際の換金率は60%~80%ほどになってしまって消費者金融の年利よりも高い金利になってしまって損をすることになります。

クレジットカード現金化業者の換金率のトリックから発生する損得面でのデメリット

クレジットカード現金化業者には実質換金率80%前後で現金化できるところもあることから、消費者金融の年利18%とたいして変わらないと思う人もいるでしょう。

しかしこれは換金率のトリックです。
換金率80%の現金化業者を利用して10万円現金化した場合、手数料として20000円を業者に引かれます。
それに対して年利18%の消費者金融を利用して1ヶ月で返済した場合、10万円×18%÷365日×30日と計算して約1479円の利息を払うだけですむのです。

現金化業者の実質換金率80%(手数料20%)と消費者金融の年利18%は表面上は2%しか違いがありませんが、消費者金融は一年間の金利なので実際には大きな違いが発生することから現金化には損得面で大きなデメリットがあるのです。

クレジットカード現金化の安全面でのデメリット

クレジットカード現金化には安全面でのデメリットもあります。
現金化業者を利用する場合、本人確認書類画像やIDセルフィー画像の提出は必須ですし、住所/氏名/年齢/連絡先はもちろん、働いている会社や年収の情報なども教えなければなりません。
キャッシュバック方式の現金化業者を利用する場合は業者が用意するショッピングサイトでクレジットカードを使って商品購入しなければなりません。

このため、利用した現金化業者が悪質業者だった場合は様々な個人情報を同業他社などに転売されてしまったりするなど悪用されてしまうリスクがあるので安全面に関しても大きなデメリットがあるのです。

クレジットカード現金化は現金調達の最終手段と考えるべし

クレジットカード現金化はどんな優良業者であっても実際の換金率は80%前後になります。
年利18%の消費者金融で10万円を1ヶ月借りた場合の利息は約1479円であり、手数料の20%としていきなり2万円とられてしまう現金化業者の利用は損得面で見れば大きなデメリットしかありません。

また、悪質な業者を利用してしまった場合はクレジットカード情報を含む様々な個人情報を悪用されてしまうデメリットもあります。

このため、クレジットカード現金化は消費者金融の審査に通らなかったり、クレジットカードのキャッシング枠が利用できないなど他に現金調達手段がないときの最終手段と考えましょう。
また、現金化業者を利用するときは口コミをしっかりチェックして悪質業者ではないかの確認もしましょう。

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